フロント用： OSTRICHのS-7。 830x2＝1660グラム。 リア用： ORTLIEBのBACK-ROLLER CLASSIC。 815x2＝1630グラム。 OSTRICHは日本の会社。 S-7は２つで37リットルで適度な大きさ。 ポケット大小があり、非常に使い勝手がよい。 とても丈夫な生地でできていて、裁縫もしっかりしている。 しかし、防水がイマイチ。 始めのほうはまあまあ水をはじいてくれるのだが、 じきに布が水を吸い出す。 レインカバーは、カバー内部に水が浸みるまでは役に立つが、 水が浸みた後は意味がない。 フック部分も丈夫で外れたということを聞いたことはない。 ORTLIEBはドイツの会社。 BACK-ROLLER CLASSICは２つで40リットル。 ポケットはなく１気室だが、完全防水。 カラフルなものもあるが、目立たないように黒。 完全防水の布を用いていても、縫い目から水が浸みてくる。 だからORTLIEBは縫い合わせをせず、 溶接を施すことで縫い目からの水の浸入を完璧に防ぐ。 開口部も何度かくるくる折り曲げることで、水は入らなくなる。 きっと水に浮かべても水は中に入ってこないだろう。 また、対磨耗性にも優れると聞く。 このフックも壊れたという話は聞いたことがない。 容量の小さいOSTRICHをフロントに、 容量の大きいORTLIEBをリアに装備。 キャリアの耐荷重はフロントのほうが小さいから。 それと、フロントは底を擦って穴を開けるおそれがあるため、 ORTLIEBの底に穴を開けては完全防水でなくなってもったいないから。 衣類、書類といった絶対に濡らしたくないものをORTLIEBに、 濡れてもよい食器などをフロントに入れる。 また、左のフロントバッグが一番ものを取り出しやすいので、 そこに行動食を入れることになるだろう。 
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