route     




2007年4月から2008年3月まで、大学院を休学。
自転車で西を目指す。


日本から船で天津に渡り、北上、内モンゴル自治区へ入り、ゴビ砂漠を横断。
無補給区間は一体どれくらいあるのだろうか。

そして中央アジアを駆ける。
中央アジアはビザとの戦いになりそうだ。

カスピ海の南を通ってトルコまで。
トルコの犬は凶暴らしい。

バルカン半島を北上した後、西へ向きを変えてポルトガル最西端・ロカ岬まで。
ヨーロッパに入れば、もうビザを心配する必要はない。


最短でヨーロッパを目指すようなルートになったが、そのような意図はない。
ぼくにとって未知な世界・中央アジアを自転車で走りたい。
そうすると、最短に見えるルートになった。


時間は限られている。
休学は1年というのが約束だ。
その限られた時間をめいっぱい楽しむのが目標だ。

第一の目標はポルトガル最西端に着くことではない。
楽しみつつ時間におされずに、ポルトガル最西端・ロカ岬に着けたならいいな。


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