diaries     
2010-02-10 Wednesday

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昨日、購入したウールの靴下の解説書より抜粋。

「メリノウール自体にバクテリア繁殖を抑える作用があるために、
　化繊のソックスで経験するような不快な臭いがしません。
　長期の登山の場合に、替えのソックスの枚数を少なく出来るというメリットになります」

つまり、
「臭いがしない　→　靴下を替えなくてよい」
というわけだ。


靴下は、臭いから替えるのであって、汚いから替えるのではない。
自転車での旅行中は同じものを何日着ていても、汚いと感じない限り着替えなかった。
登山は遊び程度のものしかしたことなけれど、
着替えに関しては自転車旅行と似たようなものだろう。
ちなみに自転車旅行では、そのときの気候にもよるけれど、3日間着てもだいたい平気だった。
4日目で「そろそろ替えたほうがいいかな」という程度。
そして脱いだ服は、しばらく荷台にくくりつけておいたら
洗っていなくてもキレイになった気がして、また着ていた。
「あ、ぼくの臭いがする」と思ったら、なるべく着ない。
多くのサイクリストは、そういう人種でしょう。

大事なのは、実際に汚いかどうかではなくて、汚いと感じるかどうか。
今回の旅行でも、「旅行中の基準」で汚いかどうかを判断するから、
人が知ったら「汚ねぇ」と言われるような生活をするだろう。
はっきり言って、シャワーに着替えを持っていくのとか、手洗いの洗濯とか、面倒くさい。
たった1日しか着ていないのに、着替えて洗濯するなんて、考えられない。
3日以上履いた靴下を洗濯するときに出てくる水の黒さを、あなたは知っていますか？
水が濁るとかいう次元じゃなくて、本当に黒色になるのです。
あれには「一体これは何の黒さだろう」と、いつも首をかしげてしまう。

旅行中のぼくは、汚さに寛容だと思う。
でも、「旅行中の基準」と「日常生活の基準」はかなりズレているので、
ご安心を。
普段は普通に接してください。


※スペインには巡礼に行くので、あまりネットをしないようにするつもり。
　だから、3月下旬に帰国するまで更新が止まる可能性が大きい。
　でも、気が向いたら何か書きます。